今日は身も心も真っ黒に暗くなっていた。

水曜日はサークルが始まるまで独り身になる事が多い。
友達と別れて、一人で飯をどうしようか迷いながらほっつき歩いていた。

何人かの友達とは遭遇した…けど、向こうにはちゃんと相手がいた。
「友達いっぱい来るから気まずいと思うよ」
食堂でこのセリフを言われて、急に自分が惨めに思えてきた。
友達がいっぱい…。喋る時はいつも少人数。
みんなでワイワイ騒げない。そんな試しがない。
どうしたんだ。

いつから一人が寂しくなったんだろう?
いつから周りに取り残される事が怖くなったんだろう?
まだ大学の友達と遊んだ事は全然ない。
周りの友達は、結局のところただ薄いだけだったんじゃないかと一瞬疑った。
そもそも本当に友達として認識してもらえたのだろうか?
失礼すぎるな。

当てもなくブラブラと彷徨う自分の姿が、何かが欠落した物を探し回っているみたいに見えてきて、滑稽で、気持ち悪くなった。
友達がいる事は間違いないのに、たまたまこんな機会になるだけで何でこんな被害妄想が激しくなったんだろう?
情けなくなった。

レポートもあまりはかどらなかった。
図書館で小林よしのりの「戦争論」を少し読んだ。
戦争に対する考えが少し揺らいだ、レポートそっちのけで少しの間考えていた。
でも、南京大虐殺の完全否定は無いだろうと思う。
口を揃えて反戦平和を唱える人々を批判していたけれど、戦争はそこまで美化出来るものじゃない。
少なくとも、戦争が「悪」だという考えは変わっていない。

サークルを辞める旨を伝えた。
やらない、やれてない今の状況、とけ込めていない今の状況。
これ以上いても無駄だと思った。
なのに、優柔不断なおかげで、考える時間を設けてしまった…。
あれだけ辞めようと決めていたのに、一瞬の迷いでこうなった。

喋ろうとしない、自分から切り開こうとしない。
その上逃げ道を選択した。
せっかくバンドを組んだのに本当に無責任だ。

色んな事をいっぱい考えても明確な答えが見つからないのがもどかしい。

腐った言葉と文章しか出てこない。
腐った日にした。

悲しいか?
それでまた自分を守ろうと守ってもらおうとしていたんだと思う。
小さい中身。

最低の気分。
Secret